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【参加レポート】次世代エンジニアの育成セミナー iCDとその活用
こんにちは、スミリオンの長嶋です。
8/8に以下のイベントに参加してきました。
次世代エンジニアの育成セミナー iCDとその活用
https://kuzillabo.connpass.com/event/142506/
私はiCDについて、全く知識が無くどういったものかも知らなかったのですが、
人材育成について使えるかもしれないツールという事で、弊社代表の福田と一緒に本セミナーに参加してきました。
まず初めにiCDとは何ぞや?についてですが、これはiCDのポータルサイトに説明がありましたので引用します。
「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が提供するi コンピテンシ ディクショナリ(iCD)は、会社の業務を見える化し、潜在的な問題発見とソリューション、必要な人材を明確化するスキル標準。
中小企業から大企業まで様々な企業が、新しいIT社会を生き抜き、たくましく成長していく土台をつくるツールです。 」
とあります。
今回の説明を聞いていて、ぜひ当社にも導入したい!と思いました。
iCDについての詳しい説明はiCDのポータルサイト(https://portal.icda.or.jp/icd/)を見て頂きたいのですが、私が今回の説明を聞いてiCDについて良いなっと思った部分を抜粋して説明します。
まず、タスクディクショナリー(業務の辞書)とスキルディクショナリー(能力の辞書)に分かれている部分です。
今までには無かったもののようで、確かに業務とスキルを分けて考えると、自分の立ち位置やこれから身につけていくべき業務などが明確に出来るような気がしました。
今回の説明ではタスクディクショナリーについて重きを置いて説明していましたが、まずはタスクディクショナリーにはタスクの大分類があり、この表から各タスクを選択するとその大分類に沿った中分類、小分類が表示されるそうで、各エンジニアが大項目では出来ているタスクでも、中、小分類に落とし込むことでそのタスクについて知識が不十分だったり部分が一目でわかるそうです。
例えば、「システム要件定義・方式設計」を選択するとそれに必要な中分類、小分類タスクが抽出されるような感じ(小分類まで細かく細分化されるので、自分に足りないタスクが分かりやすい)
また、私が個人的にすごいなって感じたのは、タスクディクショナリーには、タスクプロフィールと言うものがあり、ここに表示されているタスクプロフィールを選択すると、そのタスクプロフィールに必要なタスクが表示されるとのこと。
エンジニアとして目指すべきモデルを選択すると、それに必要なタスクやスキルが抽出されるので、その抽出されたタスク、スキルを身に付けることで、そのエンジニア像に近づくことが出来るってところが素晴らしいと感じました。
例えば、「クラウドビジネスクリエイト」を選択するとそれに必要な中分類、小分類タスクが抽出されるような感じ
iCDを使うことで自社の課題を抽出し、問題点の発見、解決策の発見、戦略の策定までやることができるのなら、iCDを弊社でも導入する価値はあるのかなっと感じました。
では、また