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【参加レポート】Libraを技術的視点からひも解く
こんにちは、スミリオンの長嶋です。
8/19に以下のイベントに参加してきました。
Libraを技術的視点からひも解く
https://gbec.connpass.com/event/142598/
今回は、Libraの技術的な観点のイベントでした。
前半は、慶応SFCの斉藤先生による「The Libra Blockchain : 技術と問題」でした
スライドは以下を参照してください。
Libraの特徴や問題点について、技術的な観点から説明して頂きました。
マークル木やブロックチェーンの技術機能についても詳しく説明して頂き、
いろいろと勉強になりました。
最後に「ホワイトペーパーはしっかり書かれているので問題点があれば指摘しやすい。」
と言われていたことがすごく印象深かったです。
話を聞いた限りでは、Libraの技術的には、まだまだ問題点が多そうですが、
これからいろいろと対応が進んでいくんではないかと思われます。
後半は、Chaintopeのの中城 元臣氏による「Move言語について」でした
スライドは以下を参照してください。
こちらは、Move言語についての詳しい説明でした。
Move言語は、まだ開発途中なのでまだまだちぐはぐなところなどが多いとのこと。
・Libraで何かやりたい場合は必ずモジュールとリソースを定義する
・線形論理=消費の概念。(変数を1度使用するとその変数に入っていた値はそれ以降使えない。宣言したものは必ず使わないといけない。)
・Libraでアカウントを持つ場合でもAccount Moduleを定義しないといけない
など、Move言語の特徴を詳しく説明して頂きました。
分からない部分が多かったですが、少しくらいはLibaとMove言語の理解が進んだのかなぁっと思っています。
Facebookが「Libra(リブラ)」の発表後、世界中でさまざまな論争が巻き起こっていますが、この先どうなるかわからないにしてもLibraについての知識は身に付けておいて損は無いと思いますので、これからもLibraやほかのブロックチェーンについてもどんどん勉強を進めていきたいと思います。
では、また