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【参加レポート】福岡ブロックチェーン勉強会&もくもく会#46

こんにちは、スミリオンの長嶋です。
下記のイベントに参加してきましたので、内容をレポートします。
 
福岡ブロックチェーン勉強会&もくもく会#46
https://gbec.connpass.com/event/165773/
 
今回は、中城さんが技術監修をされた著書「マスタリングイーサリアム読書会」の読書会でした。
※ マスタリングイーサリアムについては以下を参照
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118963/

 
読書会の流れですが、まず最初の1時間で各自、読みたい章を決めて、それを各々読んでまとめました。
ちなみに私は2章を担当しました。
 
残りの1時間で各自が調べた内容を発表していきました。
みんなが調べた結果をまとめた資料は、上記のconnpassにもリンクがありますが、下記にあります。
https://docs.google.com/document/d/1z9F9RdXDVDurVzLCVrmUSmTrarmJ9QNz1d6NA5uiWr0/edit?usp=sharing
 
第1章のところは、記載が無いのですが、ここは今回初参加でブロックチェーンをこれから学ぶメンバーが担当されており、どちらかと言うと初歩的な質問タイムとなっていました。
質問1:「ブロックチェーン」はどこにあるのか?
回答1:それは、「インターネットはどこにあるのか?」と質問しているようなものです。
(ネットワーク上の誰でもアクセスできる場所にある)
 
質問2:「チューリング完全」とは?
回答2:6章に説明が載っていたらしいのですが、「オープンエンド計算モデル」と言うそうです。
 
 
第2章は、私が担当していた部分です。
2.1のところの説明で、
「イーサリアム」はシステムの名称
「イーサ」が通貨の単位
と言うことを初めて知りました。
また、通貨の部分で中城さんから補足してもらいましたが、本書の中では
送金を表す場合:「イーサ」
通貨の単位を表す時:「eth」
を使い分けているということを教えてもらいました。
それから、2.2のイーサリアムクラシックブロックチェーンについても中城さんから詳しく説明してもらいました。
→「DAO流出事件」をきっかけにイーサリアムからハードフォークしたブロックチェーン
以下のサイトに詳しく纏まっていました
IoT分野での活用も期待される!イーサリアムクラシックの将来性
https://bitcoin.dmm.com/column/081
2章のまとめは、時間が無くて2.3までしかできませんでした。
 
 
3章は、イーサリアムクライアントについてでした。
フルノードの長所、短所
イーサリアムクライアントの実行について
などでした。
3章では、2点中城さんから補足がありました。
1点目:リモートイーサリアムクライアントとウォレットを使い分けてほしい
→全部、ウォレットでまとめてしまうことが多いとのこと
2点目:フルノードを自分で建てた場合のメリット
→最大のメリットは、自分のノードだけにローカルアカウントを言うものを作れて、その中のトランザクションはずっと残り続けるとのこと。(他のノードに投げたトランザクションは、gas代が安すぎてなかなか取り込まれない場合は、ある一定期間経つと消えるが自分のノードのトランザクションは消えないので、他のノードで消えても再度投げることが可能?)
 
 
4章は、暗号化の話でした
一般的な暗号化の話が書かれているとのことでした。
→暗号化にについては、以前の勉強会でもやってもらいましたが、まだまだ理解が出来ていなかったので、再度読み直そうと思います。
 
 
5章は、担当者がいなかったんですが、技術監修の中城さんより5.1.3がお勧めとのこと
→階層的決定性(HD)ウォレット(BIP-32/BIP-44) について詳しく書かれているとのこと
 
 
6章は、トランザクションの話でした
→ちょっと私のレベルだとまだ理解が追い付かない内容でした。。。。
 
 
10章は、10.6 ERC20トークン標準だけピックアップして話をしてもらいました
 
 
今回もほんとにいろいろと勉強させていただきました。
あと、初心者の方からの質問は、自分もブロックチェーンについて勉強し始めたころに同じ疑問にぶち当たっていたことを思い出しました。
皆さん最初は、ほんとに同じような疑問があると思うのですが、この勉強会はそう言った初歩的な質問とかも気軽に出来る雰囲気があると思っています。
これからブロックチェーンを勉強したいと思っている方もぜひこの勉強会に参加して、一緒に学んで行けたらと思います。
 
私もまだまだ、勉強の身なので、これからももっともっと勉強して知識を身に付けて行けたらと思っています。
では、また