動画ってSEOに効果があるの？|SEOの基本第16回

こんにちは、スミリオンの吉田です。

 

スミリオンでは、ホームページに動画を入れるお客様が増えてきています。今回は動画がSEOに効果があるかについてです。SEO対策の中心はテキスト（文章）ですが、近頃は動画コンテンツがテキストより効果があるのではないかと噂されています。

 

結論から言うと、直接的にはないが、間接的なSEO効果が期待できます。直接的にはない理由として、以前Googleのスタッフが、「動画が入っているからという理由だけで検索順位は上がらない」という旨のことを言っているからです。

 

一方、「動画コンテンツを含むWebページが、動画コンテンツを含まないWebページに比べて、約53倍の確率で検索結果1位表示される。」という調査結果も出ています。アメリカの調査会社「Forrester Research（フォレスターリサーチ）」が2010年に立証しています。このことから、間接的には明らかに影響があるのではないでしょうか。

 

Googleは動画コンテンツがホームページにあるorないというのを検索順位決めの判断にはしていないため、動画コンテンツを入れるだけで検索順位は上がりません。ただ、上記調査結果から動画を上手く活用したほうがいいです。注意点としては、動画を入れるからと言ってキストを省くのはやめましょう。あくまでGoogleはテキスト（文章）を重視しています。動画を入れるだけでなく、その動画にあったテキスト（文章）もしっかり入れましょう。

 

あと、動画は一度YouTubeにアップしてからWebサイトに表示させることをおススメします。YouTubeはGoogleのグループ会社ということもあり、Googleの動画検索において比較的に優位です。

 

最後に、どうして動画コンテンツが間接的に影響があるのかについてです。動画は文字と比べて情報量が圧倒的に多いです。1分の動画は180万語に相当するとも言われています。良質な動画であるという前提ですが、Webサイトにテキスト（文章）を記載しその文章では伝えきれない情報を動画で補うことで、ユーザーの利便性が向上し、結果としてGoogleに評価されやすくなると考えられます。