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【参加レポート】【限定中継】GBEC コミュニティイベント #2
こんにちは、スミリオンの長嶋です。
下記のイベントに参加してきましたので、内容をレポートします。
【限定中継】GBEC コミュニティイベント #2
https://gbec.connpass.com/event/162840/
今回は、東京で開催された以下のイベントを福岡からリモート接続して参加しました
GBEC コミュニティイベント #2
https://hashhub.connpass.com/event/161732/
※ 各登壇者の資料は、こちら↑のサイトにリンクがあります。
各登壇者の概要です。
INDEX
HSMに対応した事業者向け暗号資産ウォレット Fressets 澤田さん
前半は、「事業者向けウォレット」や「通常のウォレットアプリとの違い」について説明でした。
後半は、「HSM」についての説明で、「HSM」とは秘密鍵を入れておく専用のデバイスとのこと
スライドでHSMの実機の写真も見せてもらいました。
価格は、1台150万くらい・・・かなりの金額に個人的には驚きが。。。。。
ただ、AWSに「AWS CloudHSM」と言うサービスがあり、簡単に試すことはできるとのこと。
(そこそこ金額はするようですが。。。)
Cosmos IBC deep dive Ver.2 HashHub 岩本さん
Cosmosについての説明でしたが、スライドのP16に書かれてた「A チェーンと B チェーンは実際に
P2P レイヤーなどで接続されるわけではない 」と言うのが重要らしいです。
たしかにチェーンAとチェーンBを直接つなぐようなイメージを私も持っていましたが、今回の
説明を聞いて何となく、Cosmosの仕様がイメージできました。
最新のアップデートから見るEthereumの動向 Chaintope 中城さん
まずは、中城さんが技術監修された「マスタリング イーサリム」の宣伝を。。。
ちなみにイベント終了後に、「マスタリング イーサリム」の苦労話をツィートされてました。
そういえば、マスタリング・イーサリアムの翻訳作業の話するんですか?みたいな事言われたので1個だけ辛かった事書いときます。#GBEC
続く— Yukishige Nakajo(nakajo.eth) (@nakajo) January 27, 2020
登壇の話に戻りますが、中城さんは、資料を2つ準備されていて、
「ブロークチェーンとは」的な初心者向けの資料と
「イーサリアムの最新動向」についての資料。
会場で、どちらの説明が聞きたいかをアンケート取ったんですが、どっちつかずの感じだったので
中城さんが話したい方と言うことで、後者の資料について登壇されました。
「最新のアップデートから見るEthereumの動向」の資料は、元々別のイベントで45分の発表資料だった
らしく、今回は発表時間が15分くらいだったので、かなり省略されてました。
それでも「パトリシアトライの成長に起因する問題」の話や、「Istanbulで実装された処理速度低下への
改善提案とその影響について」などの話は参考になりました。
最後に今年に入って、最近イーサリアム界隈でホットになっている「Stateless Client」についても説明して頂きました。
今回説明はされませんでしたが、個人的には「What_is_Ethereum_tech編」も興味があるので、ぜひ、今度福岡ブロックチェーン勉強会で説明を聞いてみたいなと思いました。
What is Tapyrus Chaintope 安土さん
まず、ブロックチェーンの課題として「ガバナンス」、「スケーラビリティ」、「プライバシー・ファンジビリティ」があるとのこと。
それからTapyrusの具体的な説明をして頂きましたが、「Signer Network」を採用されている話や「Signerのスキーム」の話はとても興味深かったです。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、セッション中にSli.doに投稿された質問のうち、以下の5つのテーマについて、話をしてくれました。
・パブリック、プライベート、コンソーシアムブロックチェーンについて
・ブロックチェーンエンジニアについて
・どんなところで情報収集しているか?
・2020年注目していること
・今後、GBECでどんな活動をしていきたいか?
⇒詳しい内容は、省略しますが、ブロックチェーン業界のトップランナーの方々の生の考えや意見を聞けて、いろいろと参考になりました。
パネルディスカッションで印象に残っていることは、皆さんgbecのトップページに書かれている「コードを書く事だけがBlockChainを進化させる」と言う言葉を発言されていたこと。
やはり、gbecの皆さんの思いはこの言葉に集約されているんだなって感じましたし、この言葉を言えるエンジニアはカッコイイなって思いました。
自分もそんなエンジニアを目指し、これからもブロックチェーンを学んで行こうと思います。
では、また