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freeeサインとは?導入のメリットをわかりやすく解説!

電子契約サービス(電子契約システム)とは、契約書の作成から契約の締結までの契約プロセス全体をオンライン化するシステムです。インターネットを通じて行うことができるので、場所や時間の制約なく契約業務が可能になります。

最近では様々なツールが登場し、異なるシステム間でも契約が可能になっています。個人間取引はもちろん、企業間の商取引でも電子契約の利用が広がっています。 

そんな中で国内シェアNo.1の「クラウドサイン」と言われている「freeeサイン」は電子契約サービスの中でどんな特徴を持っているのでしょうか?
その導入のメリットを機能・料金などから紹介していきます。この記事でわかること
・導入で工数削減にもコスト削減にもつながる
・freee会計など同じfreeeツールとの連携が便利
・コストパフォーマンスで選ぶならfreeeサインはおすすめ

freeeサインの導入をご検討の方はぜひ参考にしてください。

「freeeサイン」とは?

「freeeサイン」とは、「freee会計」「freee人事労務」などの統合型経営プラットフォームの開発販売を行うフリー株式会社のグループ会社である「freeeサイン株式会社」が提供している電子契約システムです。

無料プラン、個人事業主向けプラン、法人向けプランがあり、用途や自社の規模感にに応じて自社に合ったプランを選択できます。


また、オンライン面談やカスタマーサポートなども充実しており、はじめての方や業務の電子化をスモールスタートさせたい企業におすすめの電子契約サービスです。

契約書だけでなく、申込書や入社関連書類など、企業で使われる幅広い文書を作成・稟議・送信・署名/締結・保管/管理することができます。

freeeサインを導入するメリット7選

それでは実際にfreeeサインを導入することによって、業務に役立つ機能、他社の電子契約システムサービスとの違い、より便利に使える点、導入のメリットや料金など、様々な観点で解説していきます。

ペーパーレス化によるコストカット

電子契約システムの便利さ、導入することによるメリットとして、ペーパーレス化をすることによる、コストカットがあります。


対面で契約する場合でも、遠方の顧客や受注者に対する契約でも、紙媒体で契約書を作成するとコストが発生しがちです。


契約書を作る用紙、自社プリンターで印刷する場合のインク代、郵送でやり取りするときには封筒や郵送料などが必要になります。

また紙面の場合、契約相手が増えれば増えるほど、契約書作成をする紙の枚数や、やり取りをする郵便料金などが、消耗品費としては膨大になります。

電子契約システム「freeeサイン」を導入することで、オンライン上、つまりインターネット経由で契約書がやり取りできるため、同時に多くの相手と契約する場合でも、ペーパーレスによるコストカットに繋がり、経費を抑えることが可能になります。

契約手続きを簡略化できる

契約書のやり取りを行うところから始まる場合、こちらが作成した契約書を送り、顧客や外注先からの締結を待ち、署名捺印してもらい、さらに郵送でやり取りするのは、お互いにとって手間と時間がかかります。

相手が多数で、かつ遠方や海外にもまたがる場合、より多くの日数を要します。

さらに郵便物未着のトラブルによりさらなる日数の遅れも考えられます。また、締結後の契約書を保管する場所代や、セキュリティがしっかりした管理が必要です。

「freeeサイン」の電子契約システムは、作成から締結、保管までを簡略化できます。

完成した契約書を保管するところまで一元化できるという流れで、今までかかっていた費用だけでなく人手や工数を削減することが可能です。

文書のひな形をテンプレート化できる

契約書を手書きや自社パソコンで作っていたときに、同じ文書を何度も作り直して、契約先に使い分けなければならない面倒な作業に、困ったことはないでしょうか。

「freeeサイン」には、法令に基づいて作られたひな形がテンプレートとして多数用意されています。

契約書のドラフトを作成する必要が生じた際、適切な契約書のひな形を選び、作成を補助してくれる機能があります。これにより、簡単に契約書の作成を行うことが可能です。


さらに頻繁に使う契約書に関しては、テンプレート化して、使い回すこともできます。契約条件が同じなら全く同じ状態で使えますし、委託料や契約期間など個別に変える部分がある場合はその部分だけを変更し、多くの契約先に使い分けることが可能です。

0から契約書を作る必要がなく、自社に合わせて微調整するだけで使えるのは便利ですね。

以前自社で作成したWordやGoogleドキュメント、PDFの契約書を、テンプレート化して、修正しながら使い続けることもできます。

保管した契約書を探す手間も省け、その契約書をベースにカスタムし、保存しておくことができる、電子契約システムならではの大きなメリットです。

機能説明やレクチャーなどサポート体制が充実

「電子契約の詳細を知りたい」「導入を考えているがしっかりと機能説明をしてほしい」「はじめてなのでうまく使えるか不安である」そんな悩みに対するサポート体制も、「freeeサイン」は充実しています。

問い合わせは無料、導入前の資料も受け取ることができて、不明点や疑問の解消ができる点が、他社と比較して得られるメリットです。

チャット、メール、電話で、不明点のサポートが受けられます。

API連携で外部ソフトとの連携が可能

freeeサインではslackやChatwork、Salesforceなどの外部ソフトと連携して使うことでより便利に活用することができます。

freeeサインと連携することをおすすめするのは、freee会計です。

契約書を締結する場合、まずは社内で法務部や上司から承認を得る作業が発生します。

承認を得た後、契約書を取引先に送付し、締結完了するというのが一連の流れですが、freeeサインとfreee会計を連携することにより、社内承認を得た契約書をfreeeサインに自動連携し、そのまま契約書の送付・締結することができるようになります。

これまで分断されていた、社内の承認作業と、取引先への契約書の送付を、ワンストップで行うことができるようになり、業務効率が向上し、契約書の取違いやタイムロスを防ぐことが可能です。

またfreee会計上で契約書の締結ステータスの確認が可能となり、わざわざfreee会計・freeeサイン両方の管理画面を開いて確認する手間が省けます。

契約書上のリスク・修正案をサポート

「法務担当者が常駐していない、顧問弁護士とも契約していないため、契約書や締結内容の公式なチェックが自社ではできない・・。」そうした不安もfreeeサインの機能で解決できます。

AIレビュークラウド「freeeサイン 契約チェック」では、、NDA・業務委託契約書などの契約書上のリスクをチェックし、修正案のサポートをしてくれる機能がついており、専門家のチェックが受けられないことによる不安や疑問に対応しています。

このAIは、弁護士監修のもと作成されたもののため、安心してチェックを受けることができます。

これにより契約書作成から締結までの流れで、法的に不安がある場合でも、安心して使うことができますね。

月額固定料金のみで無制限に契約書を送信

一般的な電子契約サービスであれば、月額固定料金以外にも契約書の送信手数料が発生しますが、freeeサインを導入すると、月額固定料金のみで、契約書を無制限に送信することができます。

従量課金制ではないためコストを気にせず安心して使えるのと、経費計算もしやすいというメリットがあります。

ただし、契約書の作成・管理を複数人に管理権限をもたせる場合、追加料金が発生するため、注意してください。

freeeサインの料金体系

freeeサインの料金体系は、複数用意されているため、企業規模により選べます。
使うアカウント数や、月払いか年払いかのサブスクリプション方法で、自社に合わせた使い方で、料金プランから選べるため、無駄なく利用することが可能です。
次のプランがあります。

プラン名おすすめの方年一括払い月払い
スターター個人事業主向け実質 ¥5,980/月 ¥71,760/年¥7,180/月
Standard一人で契約作業をする企業や個人事業主向け実質 ¥29,800/月 ¥357,600/年¥35,760/月
Advance / Enterprise複数人での利用要問い合わせ要問い合わせ

アカウント数の追加など、使える機能に多少の違いがありますが、基本的な機能はスターターから使えます。どのプランも、1年の自動更新です。

freeeサインが向いている企業とは

freeeサインを導入することでそのメリットを最大限活かせる、freeeサインが向いている企業とは、どのような企業でしょうか。

月額料金をできるだけ抑えたい企業

freeeサインの契約書業務システムは、個人事業主向けのリーズナブルな月額料金から用意されています。

いくら便利になるといっても、オーバースペックでの契約は余計な費用がかかります。
料金面への迷いがある企業様や、お試しで電子契約システム導入してみたい企業様にはおすすめします。

freeeサインは、他社の同じシステムより機能性も高くコストパフォーマンスが良いのが魅力です。

契約書のプロセスをひとつにまとめたい企業

契約関連業務は、複数社のシステムを組み合わせるのではなく、同じプロセスでまとめてしまいたい、と考える企業には、API連携機能が使えるfreeeをおすすめします。

契約書作成業務はA社システムで、締結までのやり取りは対面か郵送で、締結した契約書の保管はB社で、申請は手作業かC社、会計はD社、と分けてしまうと、従業員に余計な工数がかかり、管理も煩雑になります。

freeeサインなら一気通貫で契約書作成から管理までできるためおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

契約相手が遠方、フリーランスなど、在宅業務をする相手との契約をする企業が増えています。

自社内や関連会社でも、リモートワーク化が進んでいる社会となり、紙媒体の契約書から、オンラインですべて一元化できる、電子契約システムを取り入れる企業は多くなりました。

「freeeサイン」は、契約書の作成から契約締結、契約書の保管・管理までのプロセスを、ワンストップで合理化できる電子契約サービスです。様々な外部ツールとの連携もでき、契約関連業務を効率化するのに最適です。

「はじめての電子契約システムで不安である。」「まずはスモールスタートではじめたい。」「より自社に合った最適な電子契約システムを使いたい」「コスパの優れた電子契約システムを使いたい」という方にとってfreeeサインは非常におすすめです。

ぜひ、チェックしてみてくださいね。

この記事のまとめ

・導入で工数削減にもコスト削減にもつながる
・freee会計など同じfreeeツールとの連携が便利
・コストパフォーマンスで選ぶならfreeeサインはおすすめ